【福島ツー リング】
出発日時:2012/9/23(日) 07:30
帰宅日時:2011/9/26(水)   20:30
使用バイク:Ninja1000
走行距離:1,581Km
【9/23(日)(1日目)】走行距離:563Km
 とにかく「磐梯吾妻*ライン」を走ってみたいというのが、ここ最近の悲願となっていた。天候のことはあまり考えずに、仕事の都合だけでスケジュールを決めた。
案の定?初日から雨(;´Д`)


 修行と思い、小牧ICから高速を使いひたすら中央道を北上。
晴天の土曜なら混んでいるSAも、こんな天気なら大丈夫だろうと駒ケ岳SAで最初の休憩。入れ違いに大阪ナンバーのクルーザーが出ていったので、バイク用駐輪場は貸切(笑)
 濡れた合羽を脱ぐのが面倒なので、店内が混んでないのを良い事に、カウンター席の端っこで立ったまま、きのこ汁を食べた。
給油をして出発。
 駒ケ岳SAを出た後、岡谷JCTで中央道から長野道へチェンジしたのだが、梓川SA以北は給油も食事も可能なSAは皆無(;´Д`)
北陸道の米山SAで昼食&給油タイム。


 建物を正面から撮影し忘れた(;´Д`)
幸い雨は止んでいたので混んでいるレストランを避けて、オニギリを2個買って日本海が眺められる裏庭のような場所で昼食。
給油の際、恵那SAでうっかり忘れていたタイヤの空気圧調整も実施(パンク修理済みタイヤなので念入りに)。リアタイアのパンク修理直後に全然乗ってなかったので気にしていたのだが、僅かな補給で済んだ。
 北陸自動車道をひたすら進み、新潟中央JCTから磐越自動車道に。のどかな風景の中淡々と走行し、上川PAで休憩。

 ここまで来ると、本当に交通量が少ない。
トイレと自販機しか無いPAという事もあるだろうけど、しばらくの間貸切状態になる事もしばしばあった(笑)


 会津若松ICで降りて、市内にあるHOTELタカコーが、今回3連泊するビジネスホテル。
全て素泊まりだが周囲は繁華街なので、飲食には困らないはず(笑)
駐車はホテルの1階にある駐車場(屋根付き)の駐輪スペースに、こんな感じ。道路側からは見えないものの、街中なのでディスクロックも併用。

 初日の晩御飯は、アーケード街にあるここにした。
三日間居酒屋に通ったけど、結論としてはここが一番良かった。
若者をターゲットにしているような居酒屋は、1品あたりの量が多すぎる。年寄りは晩酌セットだけで、一食分として充分(笑)
【9/24(月)(2日目)】
 早く雨がやまないかな〜という願いも虚しく、2日目も朝からしっかり雨(;´Д`)
とりあえず猪苗代湖の周囲1周だけはしたいと思い、とりあえず出撃。
R49-R294-K6-K9と走行し(R49以外は交通量が少なくて快適)、猪苗代湖沿いに出たけど雨天のため眺望はイマイチ。

 元々、福島ツーリングの経験者達から大したことないよと言われていたので、それほど期待もしてませんでしたけどね。自分としては、猪苗代湖の周りを1周した事に意義があるんです(笑)


 眺望の良くない湖も見ていてもしょうがないので、じゃらんのアプリで見つけた観光スポット「小平潟天満宮」に寄ってみた。
結論としてはただの神社なんだけど、パワースポットとしても紹介されているとPRされていた(^_^;)
雨天走行が続いているため、海外沿いに建っていたビーチハウスで本格的な休憩をしてみた。
営業してない店舗に勝手に入り込んだような形で申し訳ないけど、座って持ち込んだペットボトルのお茶飲みながら、ツイートしてるだけだから許して(笑)
 ここまででほぼ、猪苗代湖を1周した事になる&雨が止みそうにない事から、午後はホテルにバイクを停めて市内観光でもしようという気になってきた。

 市内まで戻ってきたら晴れてきた。
混んでいる店は嫌なので、適当に宗教団体が経営してるような感じの所に入った。
メニューにあった、会津若松ソースカツ丼に挑戦!
醤油に近い感じの酸味の効いたソースがかかっており、自分的にはストライクゾーン。正直、期待していなかったので、思いがけず嬉しい。
写真はやたらと大盛りに見えるかも知れないが、器が浅めなのでそれほどの量ではない。
 ソースカツ丼でお腹一杯になった後は、ホテルにバイクを停めて徒歩で市内観光。
市内だけは雨も止んでいて、観光もしやすい。
とりあえずホテルから1.5Km程離れている日本庭園(会津松平氏庭園)へ。


 道端の看板には「御薬園」と出ていたけど、元々?は薬草園だったみたい。
ここは撮影メインと考えを改め、写真を撮りまくった(笑)


 鶴ケ城にも寄ってみた。
街中だけあって、平日と言えどもそれなりに観光客あり。
天守閣にも登れるけど、有料なのでパス(笑)



 雨のお陰で、ツーリングには珍しく午後は歩きまわったため、焼きガキが食べられる居酒屋へ。
地酒(天明)も美味しくいただいたが、ここに限らずわざわざコップからあふれるようについでしまうのは、飲み方が面倒なので勘弁してもらいたい(;´Д`)
 連日の雨のお陰で酒量も進んでしまったけど、翌日のために毎晩早めに寝る(笑)
【9/25(火)(3日目)】
 当初予定では、福島ツーリングの現地泊最終日。晴れてくれる事に期待をして出撃!
丁度通勤時間帯(田園地帯で朝の7時から!?)にかかったせいか、R49の磐梯河東IC付近が渋滞していた(^_^;)
寒さのため合羽は着ているが、街中ではまだ雨は降っていないので道の駅に寄ってみる。

 道の駅ばんだい。一応表磐梯という事になるのかな(笑)
まだ朝の7時半なので、車中泊っぽい車両が多いが、ここの前の道路はR49のバイパスになっているせいか、結構交通量は多い。
目覚まし用のコーヒーだけ飲んで、とっとと出発。
 1つめの「磐梯山ゴールドライン」
震災復興のため無料開放中。でもボックスの中には係員がいた(^_^;)
この時点ではまた普通のくもりで雨は降っていない。
交通量も、バイクを停めてこの写真を撮っている間、1台も通らない(笑)
 どんな展望スポットがあるか分からないので、それらしき場所で全部停車してみる。
ここは「山湖台」という場所。
猪苗代湖って表示が目立ち過ぎの気もする(笑)
湖が視認できるように、バイクの露出はアンダー目(^_^;)
 どこの展望ポイントも、基本は磐梯山と猪苗代湖が見える場所のようで、似たり寄ったりなので、そのうち面倒になってガンガン走りだす(笑)
 桧原湖(ひばらこ)も1周したいので、ゴールドラインを通過した後、レークラインとは逆方向に進み、道の駅裏磐梯へ。
到着した時はまだ閉まっていたが、8時半になったらシャッターが開いた。
 右から来て道の駅裏磐梯で休憩した後、今度は左の県道64へ向かって桧原湖の周回コースとする。
 桧原湖は磐梯山の噴火に伴う山体崩壊によってできた湖。
そのためそれまでに生えていた樹木の残骸がみえる。
桧原湖の周囲を通っている県道64&県道2は、狭くてクネクネを覚悟していたのだが、予想に反してほぼ全線快走路だった(^^)。

 桧原湖を1周した後も更に寄り道して五色沼へ。当初ここには寄るつもりがなかったんだけど、福島ツーリングの経験がある仲間が、他に大した観光地は無いから寄っておいた方が良いとのアドバイスだったので、素直に実行(笑)
 五色沼というのは単体の池の名前ではなく、複数の池の総称らしい。
火山の影響で、池ごとに成分が異なる関係で、それぞれ違った色に見えることが、呼び名の原因だそうな。
ここはメジャーな観光スポットらしく、大きな土産物屋にレストランも併設されているが、午前10時だし最終日でもないのでまだまだ土産は買わない(笑)

 この時点ではまだまだ好天で、前途洋々(^_^;)
 2本目の「磐梯吾妻レークライン」
まだまだ晴れてる(^^)

 ほとんどの区間がドライ路面だったので調子こいて走っていたら、気づいた時には身体が冷え切っていた(防風インナー+新聞紙+メッシュジャケット)。
丁度時間も10時になっており、営業が始まっていた中津川渓谷レストハウスで休憩。
 開店直後で煮込みが足りないからといって、大盛りにしてくれた豚汁。
美味しかったですが、やっぱり里芋は少々ガリガリしていた(笑)
 今日の日程には余裕が有るため、ここの駐車場から片道徒歩20分程度で行く事ができる、中津川渓谷まで行ってみた。
ま、普通に川が作った渓谷やね(^_^;)
紅葉シーズンなら、まったく感想は違ってくると思う。
 レークラインの終点からは、K70-R115-K30とつないで、今回のツーリングの最大目的地の磐梯吾妻スカイラインへ。
 少し手前からこんな天気。
なんとか写真は撮影できたけど、念のため合羽を着ていたら雨が降ってきた(;´Д`)
 濡れた路面&視界不良の中、何とか「浄土平」という場所までやってきたが、何があるのか不明な状態(笑)。
雨雲レーダーを見る限り1時間位すると回復するような感じ。
ほぼお昼時でもあるので、昼御飯(かき揚げそば)+ゲームをしつつ休憩していたのだが、14時になっても改善する兆しがみられない。ここで強行して先へ進んでも、浄土平で浄土に行ったなんてオヤジギャグになりたくないので、諦めてここで戻る事とした。
 平地(道の駅ばんだい)まで降りてきたら晴れてる(^_^;)
悔しいので、自分用のお土産をゲットしてやった。
この蔵元は、ゴールドラインの道路沿いにあった。
 福島最後の夜は昨夜の反省を踏まえて、一品の分量の多くない若者向けではない居酒屋に行くつもりだったのだけど、突然の夕立で傘を使うのが面倒になり、ホテルのすぐ隣の居酒屋に行った(案の定、居酒屋を出るときには雨は止んでいた)。
ここで翌日の行動を考えていた。当初は帰りがけに日光に寄るつもりだったけど、HANZさんからTwitterで「もう1泊してリトライ?」みたいな悪魔の誘いが(笑)
上期末のためもう1泊は難しいけど、再度磐梯吾妻スカイライン経由で東北自動車道から高速に乗るルートは有りだ!という事に気づいた。
最終結論は翌日の天気次第という事で、最後の夜も酔っ払って寝た(笑)
【9/26(4日目)】走行距離:740Km
 理想どおりに走行できれば距離が長くなるため、朝の6時にホテルをチェックアウト。
山間部方面は雲に覆われているが、とりあえず道の駅ばんだいまで行ってみる事にした。
 道の駅ばんだい。
頭上は雲が多いけど山の方は晴れてる感じなので、GO!だ。
 最初のゴールドライン沿いの風景。
ここの標高は1000m程度の筈だけど、見事な雲海を見ることができた。
手前のススキも季節感が出ている(笑)
 レークラインのめぼしい展望ポイントは前日に撮影している(でもここに掲載する程のものでもない^^;)ので、一気に磐梯吾妻スカイラインへ。
最初のポイントはここ。
中央に写っているのは磐梯山。
少しでも寒さを和らげるため、スクリーンは一番立ててある(笑)

 昨日ガスっていて視界不良だった浄土平。昨日とは余りにも差がありすぎ(笑)
山にかかっている雲みたいなものは、火山性ガスでずっと勢い良く噴き出している。
望遠で撮影したのが下側の写真ん。近づいたらマジでヤバそう(;´Д`)
ここまで来ても、以前に雑誌て見た風景が見られないので、注意しながら先へ進む。
 浄土平から更に少し福島方面に進んで(降りて)この路肩に駐車してみた。
 これこれ!
この風景だけのために、ここまで来たといってもいい。
今回のツーリングの一番の目的。
達成できて良かった\(^o^)/
 もちろん撮影ポイントから先に進むと、このルートを走行する事ができた。
残念ながら、写っている区間は火山地帯で危険だという事で、停車禁止になっていた(^_^;)
火山地帯の割には、意外に緑もあるなという印象。
だから秋には紅葉もするようだ。
 ホームページに書くと一瞬だけど、実際には1時間近く撮影していた(笑)
これで思い残すこと無く、帰宅の途につける。一気に福島西ICまで進んで東北自動車道に乗る。
 ここから先はひたすら高速道路を進むだけなので、SA/PAの写真しかない(笑)
ここは東北自動車道の福島松川PA。
ここ東北道から先は、北関東道、関越道、上信越道、長野道経由で中央道へ入らなきゃいけないので、ジャンクションで分岐する方向に注意しないと大変な事になる(^_^;)
 しっかり休憩と取りつつ、ガンガン先に進む!
 那須高原というイメージに誘われて、那須高原SAでも休憩。
工事中なので、高原というイメージにならない(笑)

 岩船JCTから北関東道へ。
波志江PAで休憩。
ここのコンビニのイートインスペースででパンを食べながら休憩していたのだが、すぐ隣に設定してあるATMのお金の補給をしていたみたいで、ガードマンがずっと立ってて落ち着かなかった(^_^;)
 高崎JCTから関越道に入るがすぐ次の藤岡JCTで上信越道に入る。

 上信越道の東部湯の丸サービスエリア。
ここへきてかなりの疲労感で、少し長めに休憩(^_^;)
ツイートのやり過ぎ(笑)で、iPhoneのバッテリー容量も40%を切ってきたので、モバイルバッテリーから充電。休憩中だけの充電では満足な回復が見込めないので、この状態のままウェストバッグに収納して、次の休憩場所まで移動。



 更埴JCTから長野道へ。
複雑な(自分にとっては)高速道路の接続を無事に終えた(^_^;)
小黒川PAで信州きのこラーメン食べている間に日が暮れた。
ラーメンにトッピングされているものは、食べてもよく分からなかった。
(見た目は乾燥させたトコロテンみたい)
1時間以上走行していたので、iPhoneはフル充電になっていた(^_^)v
 早朝で営業してないパターンはよくあるけど、夜遅くなって閉店しているパターンは、自分のツーリングではほとんど無い。
恵那SAで最後の休憩。
 20時半頃に無事帰宅。
結局、毎日合羽を着た(ただし最終日は防寒対策のため)。
延々と高速道路を走るのは、今のバイク(Ninja1000)だからできたと思う。
今回のツーリングで、長年使った合羽のネック部分のマジックテープが剥がれてしまったので、帰宅翌日に別途購入した。
 後日、ETCの利用記録を確認した所、最終日、福島西ICに入ったのが10:15。小牧ICを出たのが20:15。
丁度10時間高速道路にいた事になる。
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