【九州ツーリング】
出発日時:2010/9/5(日)  09:00
帰宅日時:2010/9/11(土)  11:00
使用バイク:TUONO
走行距離:1,556Km
【はじめに】
 会社の勤続記念で2週間の休暇と祝い金をもらった。丁度、大阪汽船が9月末までの期間、ライダー向けの割引プランをやっていたので、これを利用して九州ツーリングに行くこととした。
【1日目(日曜日)】
 初日は大阪南港を18:50発のため急ぐ必要はないのだが、せっかくなので奈良経由で下道ツーリングしながら行く事とした。
とはいえ猛暑の昨今、街中の下道を走る気はしないので、東名阪道〜伊勢道を使う。最近はETC割引のせいか、毎週週末は御在所SA付近が渋滞するのだが、この日はやや流れが悪い程度で渋滞はなく、順調に走行できた。
途中、安濃SAで休憩&給油した後、勢和多気ICで降りてR368-R166を進む。
 
 R166を使ったら、とりあえずここには立ち寄る。
道の駅飯高。時間は11時頃になっており、既に暑い。
寒い時期なら、ここの温泉に入るのもいいかな。
 早めのお昼ごはんは「松阪牛蕎麦」1,050円
  昼食を終え、R166を淡々と(といいつつ快走路です)西へ進む。途中、ダムの表示があったので枝道の県道569へ。
この県道はめっちゃ当たり! リッターバイク向け快走路です。
 県道はもっと先まで延びているが、蓮(はちす)ダムで小休憩。
ちなみに、ダムを渡って向こう岸まで行ける。
 県道をピストン往復して元のR166へ戻り県道16号へ。入った途端結構な雨が降ってきた。
 たまたま神社の木々が道路にはみ出していたので、しばらく雨宿り。近所のおばさんに、「うちの車庫で雨宿りしてきなさい」と声をかけて頂いたが、場所が少し離れている感じだったので、丁重にお断りした。
 汗拭いたり、水飲んだりTwitterしてたりする間に、雨も止んだので、再出発。
  県道16号の道端に設置されている「ニホンオオカミの像」。この辺りで最後に捕獲されたらしい。ニホンオオカミは絶滅してしまったが、送り狼は、きっとまだいるだろう。
 オオカミ像の撮影をしたので再スタート。R370-R169と走行し、下市町付近でいきなり土砂降りに!
 運良く、南都銀行の支店があったため、自転車置場に避難。ここでしばらく待っていたが、なかなか止みそうにないため、諦めて合羽を取り出して着込む。
度重なる雨休憩で、残り時間も気になりだしたので、この後のルートも、ここで考えた(笑)
 合羽の装着に手間取ったせいで、出発する頃には雨も小ぶりに(笑)
この後は、R370-R24-R165と進み、葛城ICから南阪奈道路に入る。
美原JCT-阪和自動車道-堺JCT-堺泉北道路-助松JCT-4号湾岸線-南港南ICと進む。こうして書いてみたら、よくぞこんな複雑なルーティング、初めて通るのに、よく間違えなかったな〜と関心した。
 正しいICで降りたのだが、さすがは大阪。フェリー乗り場が複数ある(笑)
iPhoneのGPS機能に助けられながら、18時頃に無事フェリー乗り場にへ到着。フェリーの出航は19:50なので全然余裕だろうと思っていたのだが、乗船の開始は18:30からだった。乗船前に食事を取るつもりだったのだが、 出来なかった。
  フェリーは初めてではないのだが、伊勢湾フェリーとは規模が違う! サンフラワーのあまりの大きさに、驚きました。
 行きも帰りも個室を予約。
いずれも一番安い個室なので、行きは窓が無い部屋でした(^^;
港に停泊中も圏外(ドコモも)だったので、Twitterするのにロビーまで出なければなりません。
個室&電波圏外のため、夜は早めにぐっすり寝られました。

【2日目(月曜日)】
 朝食を船内レストランですませ部屋で待機していると、予定どおりの時刻に別府港へ到着。
駐車デッキの準備(バイクの拘留を外す等)完了のアナウンスを待って、デッキへ降りていく。
 バイクは一番最後なので、暑い駐車デッキで他のライダー達と待機中。左下に見えている青い隼は、荷造りのため車体半分ほど後方へずらしていますが、事故はこの後に発生。
港に係留中とはいえ、フェリーは若干揺れています。青い隼は、ギアを入れてなかったらしく、私のTUONOの方へ倒れて、その重みでTUONOもドミノ倒し状態に。
TUONOの左前方にはパイプが通っており、TUONOはこのパイプに頭突きをしたような状態になっていた。被害状況は、左のヘッドランプ破損およびサイドスタンドの曲がり。
天候が雨模様なので、ヘッドランプは防水しておきたいし、サイドスタンドはギリギリ立つが、指1本で倒れそう。
しかし今思えば、このパイプのおかげで完全にバイクが倒れなかったおかげで、被害が少なくて済んだのかも知れない。
 隼のおにいさんとは、お互いの連絡先を交換して、修理費は請求する旨、確認しておいた。
 下船に時間がかかっていたのは、これ。
デコトラやエアロパーツを装着した車が、フェリーの出入口の段差にあたるため、スタッフの人達が一生懸命サポートしていた。
 TUONOは、そのままではツーリングを続ける事が不安なため、別府港から一番近いレッドバロン大分へ向かう。
 20分程度で到着。まだ9時と営業時間には早過ぎるので、店の前にバイクを停めて待っていると、店員さんが出て来てくれたので事情を説明した。
 ヘッドランプは透明テープで防水してもらい(写真は対策前)、熱で溶けないように左ランプのコネクターを外した。
 サイドスタンドは、曲りを無理に戻すと破断する可能性があるという事で、写真のとおり木切れをいただき、ツーリング中は、これで対処する事とした。
これだけの事を、開店時間前に対応していただいたレッドバロン大分店には感謝。お礼をいって店をあとにした。
 
 この時点でまだ9時半だったので別府まで戻り、予定どおり県道11号ルートを進む事とした。
 本来なら由布岳が見えると思うのだが、生憎の天気。
時々雨もぱらつくので、途中で合羽を着込んで先へ進む。
  県道11からR210に合流して、すぐの道の駅ゆふいんで、休憩&昼食。
残念なことにレストランは無かったので、売店の「湯布院焼きそば」「なばめし(かやくご飯のおにぎり)」で済ませた。何故湯布院焼きそばなのか、理由は不明(笑)
 ここから先の県道11が、やまなみハイウェイ。行くぞ〜。
 やまなみハイウェイは、ガスっていて見通しが悪く、あまりいい写真が取れませんでした。
 やまなみハイウェイを走りきりR57まで出たものの、阿蘇山はガスってまったく見えず。とりあえず道の駅阿蘇で休憩。
 道の駅阿蘇。
雨は時々パラつく程度だが合羽は着た状態。
阿部牧場という所で、飼育されている乳牛から作ったアイスクリームを食べながら休憩。
バイクの破損と悪天候、九州上陸初日ということもあり、披露を感じたので早めに宿へチェックインすることにした。
 本日の宿「南阿蘇・湯の谷郷 高原の宿」
見た目は結構立派だが、個人経営の宿。
当日の宿泊客は私1名だそうで、貸切状態。
そのため案内された風呂場も、「女風呂」と表示されたままだった(笑)
【3日目(火曜日)】
 九州には台風が近づいているのに、宿の向かいのゴルフ場には車が沢山。
車はいいよな〜とか考えつつ、本日の予定を考える。
 台風の状況を注視していたが、翌日なっても空はこんな状況。特にこれから向かおうとしている長崎は、更に台風に近づく事になり、やばい状況と判断し、長崎の宿にキャンセルの連絡を入れた。
 その分今日は、阿蘇周辺を堪能しようと思い、宿に連泊を申し入れたが、断られた。どうやら元々客がいなくなる日だったようで、家族で用事を入れてあるらしい( ̄∇ ̄|||)
 こーゆー時の強い味方iPhoneは圏外で使えないため、ドコモ携帯を使って、近くに宿を確保完了。
 連泊なら荷物を置いていけたのだが、フル装備積みこんで出発。
 阿蘇の火口へ向かうため、阿蘇パノラマラインを走る。
景色、道路ともに最高!
サイドスタンドが曲がっているため、左コーナーでバンクさせると、スタンドが摺ってしまうのが、少々残念。
 路面と摺ってしまったサイドスタンド(^^;
 こんな形の面白い山(丘?)もありました。
 100円払って阿蘇山公園道路も走り、終点の駐車場。
 基本、悪天候なのでガスっているが、時々火口付近が見える。これくらい見られれば、よしとしておこう。
火口付近ではiPhone圏外だったが、阿蘇山ロープウェイ駅の構内では使えたため、ツイる(笑)
調子に乗ってTwitterしていて外に出たら、しっかり雨が降っていた。
 登ってきた道を慎重に下り、来るときに見た火山博物館へ向かう。
 雨はしっかり降っていたが、幸いなことに軒下があり、そこに駐車&荷物が置けた。
ここは博物館以外は、レストランが何件も連なっていて、団体客が大勢出入していた。
 阿蘇火山博物館の外観。
入場料は、確か850円。だったような。
中では展示物の他に阿蘇山の説明をしてくれる映画を上映していた。
 博物館を一通り見た後は併設のレストランで昼食。台風さえ無ければ今日は長崎の筈だったので、長崎チャンポン。
レストランでiPhoneいじりながら、しばらく時間をつぶしていたが雨は止みそうにないので、合羽を着用して再出発。
阿蘇山麓は一通り見終えたので、下界に降りる事とした。
下界に降りたら晴れており、気分が良くなったのでツーリングマップルを見て、少し南側の県道39へ向かう。
 県道39は「牧歌的風景の中快走」とツーリングマップルにあったとおり、道の脇が牧場で牛がいたりした。道路はリッターバイク向けのワインティング。調子に乗って走って行くと、だんだん高度が上がり写真のような雲行きに。
 こりゃまたヤバイと思って、写真の場所でUターン。
本日の宿へ向かうが、5分程手前から本格的に雨。
しっかり濡れてしまった状態で、チェックイン(笑)
 本日の宿「栃木温泉 旅館 朝陽」
ここは軒下にバイクを駐車できたが、iPhoneは昨夜と同じで圏外。
ソフトバンクさん、阿蘇山周辺がまったくダメダメです。も少し頑張って下さい!
 毎晩欠かせないのが洗濯。
洗剤を入れた洗面台で押し洗い。人力で一生懸命脱水してから、エアコンの風がよく当たる場所につるして、なんとか一晩の部屋干しで乾かしてます(笑)
 洗濯と並んで、ファブリーズも重要です。
ヘルメットやジャケット等、簡単に洗うことができないものは、チェックイン直後にこれをしておくと、一応臭わずにすみました(^^;
【4日目(水曜日)】
 一応台風は過ぎ去ったものの、九州では宮崎以外はまだ影響が残っており、雨の心配がある。
このためまた予定を変更し、宮崎ルートで本日の宿の霧島へ向かうことにした。
 宿を出て、R325を東へ。R265を南下し、またR325で高千穂へ。一般車両も非常に早く流れており、まったく追い越しをしようとは思わなかった(笑)
写真は高千穂峡の駐車場。
 駐車場から数分歩いて高千穗峡へ。
奥の方にはボートがいます。
この写真だけ撮りに寄ったようなもんです(笑)
 高千穂からはR218で延岡経由R10へ出て、ひたすら南下。海沿いまで出たら、おもいっきり晴れてきて、非常に熱くなってきたので、道の駅日向で昼食&休憩。
 南国ムードいっぱい。
ここで食べたソーメンは腰があったし、鳥の唐揚は柔らかくて、すごく美味しかった。
 ここからひたすらR10を南下。交通量も多くなってきて、あまり流れが良くない(それでも名古屋周辺よりは遥かに快適だが)。
霧島まではオール下道で行くつもりだったが、東九州自動車道の宮崎西ICから高速に入り、そのまま宮崎自動車道に入る。
 宮崎自動車道の山之口SAの肉巻きおにぎり。
焼肉のタレで味が付いたご飯に、焼肉が巻いてある。
味も、そのまんまの味(笑)
なおここはSAといっても、ガソリンスタンドがある訳でもなく、規模もPA並みだった。

 小林ICで降りて、県道1を南下。えびのスカイラインを使ってえびの高原到着。
ここも、リッターバイク向けの快走路でした。
 えびの高原からの下山途中、高千穗高原からみた高千穂峰。けったいな感じの山。坂本龍馬も訪れた事があるらしい(笑)。
 本日の宿の近くだが、道の駅霧島で休憩。
ここは自販機とトイレのみ(笑)。
実質的には、隣にレストランがあるから、食べることには困りません。
 ここでTwitterしていた時に、偶然フェリー隼のお兄さんと遭遇しました。その時の話では、帰りもまったく同じフェリーらしい(笑)。
 本日の宿「霧島温泉 天然泥湯の宿 さくらさくら温泉」
ここも軒下にバイクを駐車したのだが、ここは建物がいくつにも別れており、自分はまったく使わない建物だった( ̄∇ ̄|||)
 宿泊した部屋は、こっちの建物の中の部屋。
翌朝の撮影なので、めちゃいい天気。
後半へ

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