【草津温泉−戸隠ツーリング】
出発日時:2008/9/13(土) 07:00
帰宅日時:2008/9/14(日)  20:00
使用バイク:TUONO
走行距離:761Km
【1日目】
 草津温泉って有名なわりに、自分の周囲で「行った」という話を聞きません。元々温泉は好きなので、ここはひとつ、自分で行ってみる事にしました。
街中を早く抜けるため小牧ICから高速道路に入り、小牧JCTから中央高速へ。メッシュジャケットで出発したのですが、恵那SAで給油とトイレを済ませた時に防風インナーを着用しました。この後、座光寺PAで休憩するつもりだったのです が、ここはトイレしか無い事が判明したのでそのままパス。結局まともに休憩しないまま松川ICで降りて、R153に入って北上を続けました。
 このあたりは道の駅がありませんので、R153に入ってすぐに見つけたコンビニで休憩です。
ここでは自分としては定番の、カフェオレとフランクフルトで腹ごしらえです。
 ここからしばらくは、ひたすら一般道です。R153を北上し、伊那で R361、高遠でR152へ。高遠あたりで時々雨がパラついてきました。大した量ではないのですが、寒かったこともあり道端で合羽を着用しました。茅野市 内もそのままR152で突っ切り、蓼科でR299に入りました。
 R299は通称「メルヘン街道」だそうです。
こんな感じで道路は適度にくねっていて、両脇にはホテルや別荘地が多かったです。
心配していた雨も、大丈夫そうです。
 R299には、国道で全国2位の標高である麦草峠があります。さすがに相当気温が低くなっていますが、合羽のおかげで、平気です。
 ここはR299沿いにある「ふるさと」というレストハウスです。写真には写ってませんが、ツーリングライダーが大勢休憩していました。
 時間が11時を過ぎていたため、ここで「たらの芽蕎麦」をいただきました。
 昼食を済ませて引き続きR299を北上しR141に合流。R141を北上して佐久でR18に。R18を東進して軽井沢でR146へ入り北上します。
 軽井沢の北から草津までは「鬼押ハイウェー」−「万座ハイウェー」と有料道路を使います。両方とも有料道路だけあって舗装はいたんでおらず、道もクネっていないので速度は出ますが、バイク的にそれほど楽しい道路ではありませんでした(笑)
更に鬼押ハイウェーは区間が2つに分かれていて、自動車の様に一括購入できないため、2度も現金で支払いを行わなければならず、面倒だったですね。
 有料道路のおかげで、あっという間に終点の万座温泉まで来ました。ここで県道を東進して、R292に入ります。予定ではR292を右折してすぐに草津温泉にいくつもりだったのですが、天気予報では翌日悪くなりそうだったため、左折して雨の降らないうちに渋峠へ行く事にしました。
 ここでの写真のために三脚も持ってきました(笑)
ガスっていて、背景は真っ白です。
バイクが手前過ぎて、大きく写りすぎでした(^^;
写真だけ撮って、Uターン。草津へ向かいます。
草津までのルートは、舗装も綺麗で絶好のクネクネ道ですが、下りで車も多かったですね。
 草津の温泉街まではR292で、まっすぐそのまま行けたのですが、予約したペンションは温泉街のごちゃごちゃした道を入っていった中にあります。多少迷いながら、GPS携帯を使って15:30になんとか到着しました。
チェックイン時間としては早めだと思ったのですが、既に車は、7台ほどとまっていました。
 宿に入ってみると、チェックイン時間が早い理由が分かりました。
ここは風呂が2箇所ありますが、両方とも時間単位の先着順貸切制でした。露天風呂が付いているのは片方だけなので、私が予約した時は既に、夕食前の時間帯は埋まってました(^^;
幸い、内風呂だけの方については、夕食前の時間帯が予約できました。
 建物外観はそれなりでしたが、内装は改装されているようで、内湯もこんな感じでそこそこ新しい感じで好印象です。
 夕食/朝食はこんな感じで、特に特徴はありませんでしたが、美味しくいただきました。
そーいえば、風呂上りの夕食前にビールを飲みすぎたので、珍しく晩酌はなしでした(笑)
 【2日目】
 天気予報は大きく外れ、初日とはうって変わってたいへん良い天気になりました。8時に朝食を済ませて、速攻で出発しました。
 昨日、渋峠から降りてきたときに、絶対楽しいと確信していた、草津からの上りルートです。早めに出発したおかげで、車も少なくすごく楽しいワインディングでした。
 R292(志賀草津道路)をそのまま進み、昨日とは打って変った渋峠からの眺めを確認し、更に西進します。
 道の駅「北信州やまのうち」で休憩です。
天気が良くて暑そうに見えますが、防風インナーは付けたままで大丈夫。さすが信州です。
 ここから戸隠までのルートは難しいです。R403−K29−R117−R18−?−K37−K36と、方向音痴の自分的には奇跡的に道を間違えず(道路標識が整備されていたおかげですが)、無事戸隠の奥社に到着しました。
 戸隠と言えば蕎麦です。既に11時を過ぎていたので、奥社の入り口にある蕎麦屋に入ってみました。
 戸隠古流蕎麦セット(1380円)です。
何が古流かというと、蕎麦つゆは使わず、大根おろしと薬味だけでいただきます。蕎麦湯は、海苔の佃煮を入れて飲みました。
 食事が済んだら、今回のツーリングの唯一の観光である、奥社に向かいます。ほとんどがフラットダートで片道約2Kmの道のりです。
戸隠のイメージというと、何となくこの鳥居です。
 途中の参道はこんな感じで、両脇の杉の大木がいい雰囲気を出しています。これらの樹木は、江戸時代の初期に植林されたそうなので、樹齢は約400年といった所でしょうか。
 最後の方は階段になっていて、結構汗だくになってしまいましたが、ここが文字どおり奥の奥ですね。
一応私も、お参りさせていただきました。
この手の神社では、犬猫の類が立ち入り禁止になっている所がありますが、ここはそんな表示がなかったので、ペットを連れていた人もいました。
 これで今回のツーリングの目玉は全て終了です。ここ戸隠から街中を通ら ずに行ける、長野自動車道の麻績(おみ)ICを目指すことにしました。K36−K76−K86−R406−K86−R19。特に県道86号の前半は、林と こオン状態で、所々コケむしていたりした狭い道でした。
 蕎麦屋にしか見えませんが、R19に入ってすぐの道の駅「信州新町」です。
 あまり旨そうに写ってませんが、ここで食べた「おやき」が美味しかったです。色々種類はありましたが、私が食べたのは、「野菜たっぷり」おやきです。
 道の駅を出てしばらくR19を南下した所から、K12に入りました。これをまっすぐ行けば、麻績ICまで行けるはずなのですが、道路標識が整備されておらず、分岐の度に、携帯GPSでルートを確認しながら進み、何とか長野自動車道に入る事ができました。
 ちょいとエロい感じ?の写真は、梓川SAで食べた「ブリトードック(300円)」です。
ソーセージをトルティーヤという小麦粉で作った皮で包んだ、メキシコ料理だそうです。フランクフルトを食べている時の、おかずだけ食べている感がしない所が気に入りました(笑)
 ほとんど追い越し車線を快走し、中央道に入り、阿智PAに食事をしようと入ったのですが、コンビニがあるだけで、まともな食事ができそうに無かったため、ここは給油だけとし、神坂PAで食事としました。
 時間は18時となっていたため、本格的な夕食としました。写真は「神坂とくとくセット(880円)」です。
ソースカツ丼とラーメンのセットなので、どちらかはハーフサイズだろうと思っていたら、どちらもフルサイズ(笑)。
本当にお得で、美味しくいただきましたが、さすがにご飯を少し、残してしまいました。
ここにきて、2日間の疲労がグッと来た感じがしたため、食事を含め約1時間滞在しました。
 パーキングエリアを出ようと、バイクの所まで来ると、すっかり日も落ちて真っ暗になっています。TUONOでまともに夜間走行するのは初めてでしたが、そこは最近のバイクで、ライトも明るく、自宅まで安心して走行できました。
【総括】
 8月の中旬以降は天候が安定しておらず、今回のツーリングも宿の予約を ギリギリまで待ちました。心がけのおかげか、予想以上に好天気で、一人でも行って良かったと思いました。また直前に交換したばかりのタイヤ(ブリジストン BT−016)の感触が非常に気に入ったため、今まで以上にバイクで走行している状態が楽しくなりましたね(^o^)。

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